ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『千怪戦戯』のルール解説。
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トレーディングカードゲーム 千怪戦戯
Last Update 2025/9/20 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるライフ破壊戦。プレイヤーは千怪士となり、部下である怪魔を率いて相手を撃退する。
● 原作
オリジナル作品。
● 世界設定
かつてこの世界に怪魔と呼ばれる魔物たちが登場し、世界を混乱に陥れた。
しかし偉大な魔法使いの尽力により、怪魔がカードの中に封印されたことで再び平和が訪れる。
そして現代。カードを用いて怪魔を使役する千怪士が組織されるも、組織内での勢力争いが始まってしまうのであった。
● 本ゲームについて
ダイソーの低価格TCGの一作です。今回は魔物召喚物なのですが、呼び出すのは幻獣や恐竜など多岐にわたっています。
基本構成
勝利条件
- 相手のウォールが 0枚の状態で、相手プレイヤーへの攻撃を成功させる。
※勝利条件では無いのだが、双方のメインデッキが尽きた(引けなかった)ときのターン終了時に、引き分けでゲームが終了する。
事前準備
● メインデッキ (1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 20枚ちょうど。
- 構築条件:
怪魔・付与・呪文カードで構成されていること。
同名カードはデッキに 2枚まで。
● 魔力デッキ (1人分の補助デッキ)
- デッキ枚数: 10枚ちょうど。
- 構築条件:
魔力カードで構成されていること。
同一制限は基本的には無し(個別の制限を持つカードも存在する)。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- プレイヤーライフ (ウォール): 4枚。上限は無し。
※直接のライフ概念ではなく、ウォールとなったカード + 直接攻撃 1回がライフに相当。
- 開始手札: 4枚。上限は無し。
- マリガン: 無し。
- ファーストドロー制限: 類似概念が存在。
※先攻 1ターン目は、カードは引くが配置魔力が 1つのみ。また双方とも自分の 1ターン目は相手プレイヤーへの攻撃ができない。
その他構成
● カードの行動表現
- カード縦: アップ状態。
- カード横: ダウン状態。
● 基本構成細則
- ディスカード: 無し。
- ライブラリアウト: 無し(そのまま続行、ただし双方が尽きたらゲーム終了)。
- 3人以上でのプレイ: 未想定。
- 召喚酔い: 無し。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 無し。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理: 無し。
- 怪魔の攻撃は対面か斜め隣接の相手怪魔いずれか 1体、さらに対面に相手怪魔がいなければ相手プレイヤーも対象にできる。
ゲームの流れ
開始準備
- それぞれのメインデッキをシャッフルする。
- それぞれの魔力デッキをシャッフルする。
- それぞれ自分のメインデッキからカードを 4枚引き、ウォールとしてウォールゾーンに裏向きで配置する。
- それぞれ自分のデッキから、手札としてカードを 4枚引く。
- 先攻・後攻を決定する。
全体の基本進行
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、いずれかが勝利条件または終了条件を満たした時にゲーム終了。
ターン(自分の手番)の進行
○ アップフェイズ
- 自分の場にいるダウン状態のカードを、すべてアップ状態にする。
○ ドローフェイズ
- メインデッキからカードを 1枚引き、手札に加える。
○ セットフェイズ
- 魔力デッキからカードを 2枚引き、そのまま場の魔力ゾーンにアップ状態で配置する。
※ただし先攻 1ターン目は、魔力デッキから引いて配置できるのが 1枚のみとなる。
○ メインフェイズ
- 以下の行動を、任意で行う。
- 手札の怪魔カードを、怪魔として場のレーンに配置する。
- 手札の付与カードを、付与としていずれかの怪魔に付ける形で配置する。
- 手札の呪文カードを使用する。
- 場のカードの記載効果を使用する。
- 場のアップ状態の怪魔により、攻撃を行う(後述)。
- ターンの終了を宣言する。
各攻撃の処理
- ターンプレイヤーが攻撃側となり、攻撃を行う怪魔として自分のレーンにいるアップ状態の怪魔の中からいずれか 1体を指定する。
- 攻撃側が今回の攻撃対象として、以下の中からいずれか 1つを指定する。
- 相手怪魔: 攻撃怪魔の対面または斜め隣接位置にいる相手怪魔の中から、いずれか 1体。
- 相手プレイヤー: 攻撃怪魔の対面位置に相手怪魔がおらず、かつ妨害効果などが無い時にのみ指定できる。
- 攻撃側が今回の攻撃を行う怪魔をダウン状態にすることで、攻撃を宣言する。
- 今回の攻撃対象により、以下のいずれかの処理を行う。
対象が相手怪魔の場合:
- 攻撃側が今回攻撃を行う怪魔の AP値に各種修正を加え、今回の攻撃におけるダメージを算出する。
- 攻撃側が算出したダメージを、相手側の攻撃対象である怪魔に与える。
- いずれかの怪魔の蓄積ダメージが体力以上となった場合、その怪魔は破壊され捨て札に送られる。
対象が相手プレイヤーの場合:
- この時点で相手側のウォールが 0枚の場合、攻撃側がゲームに勝利する。
- 攻撃を行う怪魔の能力などを確認し、今回のウォール破壊枚数を確認する。なお特に指定が無い場合は 1枚となる。
- 今回のウォール破壊枚数分だけ、以下の処理を繰り返す。
- 相手プレイヤーが自分のウォールの中から任意の 1枚を選ぶ。
- 相手プレイヤーが選んだウォールを表向きにして、そのまま捨て札に送る。
○ エンドフェイズ
- それぞれの怪魔が受けたダメージが、すべて初期化される。
- 今回のターンが終了する。
1ゲーム終了時の処理
特にないが、相手とカードが混じっていないかどうか、よく確認すること。
ルール細則
基本ルール細則
● 色について
- カードには属性概念として色が存在し、さまざまな場面で使用される。
- 色は現在 赤・青・緑 の 3種類が存在する。
● コストについて
- メインデッキのカードにはコストの概念が存在し、カードの使用・配置には指定値分のコストを支払う必要がある。
- コストは場の魔力ゾーンに存在する魔力を使用することで、支払うことができる。
- 魔力はそれぞれの魔力デッキから、自ターンごとに一定量が供給される。
- 場の魔力ゾーンにあるアップ状態のカード 1枚をダウン状態にするごとに、通常は記載色のコストが 1だけ発生する。
● ウォールについて
- メインデッキのカードには本来の役割とは別に、ウォールとしての役割を持つ。
- ウォールはプレイヤーライフの変種概念で、すべて失った状態でプレイヤーがダメージを受けた時点でゲームに敗北する。
- ウォールはそれぞれ専用の置き場に裏向きで配置される。
- ウォールはゲーム開始時に、それぞれメインデッキから 4枚ずつ配置される。
- ウォールのカード内容は、攻撃を受けるまでは確認できない。
- プレイヤーがアタックを受けて敗北した際に、ダメージとしてウォール 1枚が引かれる。
- 引かれたウォールは、そのまま捨て札となる。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○ 魔力カード (コスト不要)
- プレイヤーの力の源。魔力として場の魔力ゾーンにアップ状態で配置される。
- 魔力デッキに入れて使用される。
- 魔力ゾーンに望むだけの数を配置できる。
- 自ターンごとに、魔力デッキから 2枚ずつが配置される(先攻 1ターン目のみ 1枚)。
- それぞれいずれかの色を持ち、ダウン状態にすることで記載色のコストを発生させることができる。
○ 怪魔カード (コスト必要)
- プレイヤーの部下となる異形の生物。場のレーンに怪魔としてアップ状態で配置される。
- メインデッキに入れて使用される。
- 場の自分のレーンのいずれかに、それぞれ 1体ずつを配置できる。
なお配置するレーンは、空いているかアップ状態の怪魔がいるレーンに限られる。
※アップ状態の怪魔がいるレーンに配置する場合、従来の怪魔は破棄される。
※ダウン状態の怪魔がいるレーンには配置できない。
- 何らかのカード効果を使用しない限り、一度配置されたレーンから別のレーンへの移動はできない。
- AP(アタックポイント)の値を持ち、攻撃の際に使用される。
- 相手怪魔を攻撃する場合、現在いるレーンと(斜めを含めて)隣接位置にある相手怪魔のみを攻撃できる。
また相手プレイヤーを攻撃する場合、現在いるレーンの対面位置にある相手レーンに怪魔がいないことが前提条件となる。
- HP(ヒットポイント)の値を持ち、怪魔の耐久値となる。
HP以上の累積ダメージを受けた場合に破壊され、捨て札に送られる。なおダメージは各ターン終了時に初期化される。
○ 付与カード (コスト必要)
- 怪魔の能力を強化する武器や道具など。場に付与として配置される。
- メインデッキに入れて使用される。
- 怪魔に付ける形で場に配置する。
- 1体の怪魔に望む数だけ配置できる。また相手の怪魔に付けることもできる。
- 通常は APや HPの修正値を持ち、付けた対象を強化する。
- 付けた対象が場を離れる際は捨て札となる。
● 一時的に使用するカード
○ 呪文カード (コスト必要)
- プレイヤーが唱える呪文。効果はさまざま。
- メインデッキに入れて使用される。
- 使い捨てで効果を発揮し、使用後は捨て札に送られる。
● その他のカード
○ ルールカード
- ゲームの解説書。ゲームに必須ではあるが、直接使用するものではない。
- 本作にはルールシートなどは存在せず、すべてカードでの説明となっている。
○ キャラクター紹介カード
- 本作のイメージキャラクターや怪魔の紹介カード。ゲームでは使用しない。
- 表面はパズルイラストなのだが 4 * 2の 8枚組になっており、大判のカードファイルに保管する際はセンスが必要となる。
場の構成
| 相手 魔力ゾーン | 相手 魔力ゾーン |
|
| ■ | ■ | ■ | 相手 レーン |
| ■ | ■ | ■ | 自分 レーン |
|
| 自分 魔力ゾーン | 自分 魔力ゾーン |
- 永続カードは、場所という空間に存在する。
- それぞれの場所は、3つあるレーンと魔力を蓄積する魔力ゾーンに大別される(上図は場所の構成図)。
- レーンは相手の分と合わせて 3 * 2のマス目を構成しており、それぞれのマスに怪魔が 1体ずつ配置される。
- レーンにいる怪魔が攻撃する際には、自身からみて隣接位置(斜め含む)にいる相手怪魔を攻撃対象にできる。
また対面位置に相手怪魔がいない場合に限り、相手プレイヤーを攻撃対象にできる。
- 場の他に、プレイヤーライフにあたるウォールが配置されるウォールゾーンが存在する。
- 永続カードが破壊された時や使い捨てカードの使用後は、捨て札という空間に集められる。
商品情報
● メーカー: 大創出版
○ 発売開始: 2025年9月
- ○ ラインナップ
| 名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
|
| スターターセット
| 2025/9
| 3種
| 構築済みデッキ(50/110込)
|
| 三界の宣戦
| 2025/9
| 78
| ブースター(5/110込)
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