ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『でじこのパーティー』のルール解説。
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デ・ジ・キャラット カードコレクション
でじこのパーティー
おまけゲーム でじこのお手伝い
Last Update 2002/4/10 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
複数(3 ~ 6)人対戦による目標達成競争。プレイヤーはゲーマーズ秋葉原店(但し実在のゲーマーズにあらず)の店員となり、個人の売り上げノルマを達成する。
● 原作
オリジナル作品(この時点でのでじこは、単なるマスコットキャラクターであった)。
● 世界設定
ここは世界中の(極一部の)人にとって、宇宙で最も重要な聖地“秋葉原”! その中に常に大勢の客を集め、活気に溢ている店『ゲーマーズ』が存在する。
そこであなたは店長さんの言いつけを守って、今日一日はお店番を頑張ろう!! でも……かっぱやほっけみりんにレジ店員ってつとまるの???
● 本ゲームについて
デジキャラットのトレーディングカードも、第3弾を制作するにあたって(現在はトレカとは別カテゴリーの商品となっています)おまけゲームが追加されました。
まあ、スーチーパイ以来の伝統にのっとり? 「よかったら遊んでみてね」といったスタンスの気軽なゲームではありますが、
現在のブロッコリーにはアクエリアンエイジという本格的なTCGもあることですし、これはこれでよいのかもしれません。
※なお『でじこのパーティー2』においては、『デ・ジ・キャラットCCG』と同じ“たんごゲーム”を採用しています。
基本構成
勝利条件
- 自分の売り上げ目標カードに記載された(いずれかの)勝利条件を達成する。
- ゲーム終了時に、最も売り上げ金額が高い。
事前準備
● デッキ (山札: 全員で使用するゲームカード)
※事前に全員分のカードをまとめて用意したうえで、ゲーム開始時に各プレイヤーごとのデッキとして分配する。
- 枚数: プレイヤー人数 * 9枚(各プレイヤーごとに 9枚)。
- 構築条件:
以下の一覧で指示された種類と枚数のカードで構成されること。
カラースリーブなどを用いて、裏面(非ゲーム情報面)からカードが特定できないようにすること。
※枚数条件さえ満たしていれば、同一カードを複数使用してもかまわない。
カード種類 | 使用枚数 |
グッズカード:朝 | (プレイヤー人数 * 4) - 1枚 |
グッズカード:昼 | (プレイヤー人数 * 3) - 1枚 |
グッズカード:夜 | (プレイヤー人数 * 2) - 1枚 |
休憩時間だにょー:朝 | 1枚 |
休憩時間だにょー:昼 | 1枚 |
閉店時間だにょー | 1枚 |
● キャラクターカード (全員で使用するゲームカード)
※事前に各プレイヤーごとにランダム配布するか、好きに選ばせるかを決めておくこと。
- 枚数: プレイヤー人数と同一枚数(各プレイヤーに 1枚)。
- 構築条件:
キャラクターカードのみであること。
同一条件などは特に無し(カードがユニーク状態である必要は無いと思われる)。
必要に応じて裏面からカードが特定できないようにすること。
● 売り上げ目標カード (全員で使用するゲームカード)
- 枚数: プレイヤー人数と同一枚数(各プレイヤーに 1枚)。
- 構築条件:
売り上げ目標カードのみであること。
同一条件などは特に無し(カードがユニーク状態である必要は無いと思われる)。
カラースリーブなどで、裏面からカードが特定できないようにすること。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- 勝利ポイント (売り上げ金額): 0円。以後蓄積する。
- 開始手札: 無し。終了手札も同様。
- マリガン: 考慮不要。
- ファーストドロー制限: 考慮不要。
その他構成
● 基本構成細則
- カードの行動表現: 考慮不要。
- ディスカード: 考慮不要。
- ライブラリアウト: 考慮不要。
- 3人以上でのプレイ: 可能(3 ~ 6人用)。
- 召喚酔い: 考慮不要。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 考慮不要。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 考慮不要。
- ユニーク処理: 考慮不要。
- 戦闘は存在しないが、売上権利獲得のための勝負が存在する。
ゲームの流れ
開始準備
- 以下の手順で、各プレイヤーごとのデッキを作成する
※完成したそれぞれのデッキは上から朝・昼・夜の順に並ぶので、この順番を崩さないこと。
- “グッズカード:夜”一式に“閉店時間だにょー”を加えシャッフルする。これを各プレイヤーごとのデッキとして、2枚ずつ裏向きに積み上げる。
- “グッズカード:昼”一式に“休憩時間だにょー:昼”を加えシャッフルする。これを各プレイヤーごとのデッキの上に、3枚ずつ裏向きに積み上げる。
- “グッズカード:朝”一式に“休憩時間だにょー:朝”を加えシャッフルする。これを各プレイヤーごとのデッキの上に、4枚ずつ裏向きに積み上げる。
- キャラクターカードを、各プレイヤーに 1枚ずつ配布する。
- 売り上げ目標カードを、各プレイヤーにランダムで 1枚ずつ配布する。
全体の基本進行
以下の手順を繰り返し、誰かが“閉店時間だにょー”のカードを引くか、誰かが勝利条件を満たした時ゲーム終了。
※同一手順内でそれぞれが同時に処理を行うため、ターンプレイヤーの概念は無い。
1回の手順の進行
○ 自分のデッキの一番上のカードを表にする
既に表になっている場合はそのままにしておく。
“休憩時間だにょー”のカードを出したプレイヤーは、今回は 1回やすみ(休憩時間のカードは、プレイヤーが受け取りデッキの上から取り除いておくこと)。
○ 「せーのっ、にょ」の掛け声とともに、任意のグッズカードを指定する。
対象となるグッズカードは、各プレイヤーのデッキの上で表になっているカード、および今回以前の手順で勝負に使用して場に再配置されたカードである。
※このカードのことを、現在店の商品として販売中のグッズとみなす。
○ 複数のプレイヤーが同一のカードを指定した場合、カードを指定したプレイヤーのみが参加者となって勝負を行う。
勝負の処理
- 勝負の参加者全員が、誰も売り上げに計上したグッズカードを持ってない場合、その状態の時に限りジャンケンによって勝敗を決定する。
- 勝負の参加者の中で、売り上げを 1枚も持っていないプレイヤーはこの段階で勝負から脱落する。
- 自分の売り上げの中から任意のカード 1枚を、勝負用のカードとして選択する。
- 「せーのっ、にょ」の掛け声とともに、勝負用のカードを場に出す。この時使ったカードは売り上げではなくなり、次回以降の商品扱いとなる。
- 勝負用のカードの中で、一番金額が高いカードを出したプレイヤーが今回の勝負の勝者となる(最高額提示者が複数の場合はその中でジャンケン)。
○ 売り上げを獲得する
販売中のグッズカードは以下のように配分される(それぞれのプレイヤーが獲得したカードは、売り上げとして計上される)。
- 単一のプレイヤーが指定したカード: 指定したプレイヤーが獲得する。
- 勝負の対象となったカード: 勝負の勝者となったプレイヤーが獲得する。
- 対象として選ばれなかったカード: そのまま(次回も商品として残り続ける)。
- 勝負に使用したカード: 残り続けて次回の手順以降の商品となる。
1ゲーム終了時の処理
特になし。
ルール細則
カード構成
● 永続カード
○ キャラクターカード (コスト不要)
- プレイヤーが演じるゲーマーズの店員(そうかぁ?)。でじこ・ぷちこ・うさだ・ゲマ・かっぱ・ほっけみりんの 6人? である。
- それぞれ個別の特殊能力を持ち、この能力をゲーム中に 1回だけ任意に使用できる。
- ゲームには直接関係ないが、各キャラクターのカードの中での 01番のカードとなる。
○ 売り上げ目標カード (コスト不要)
- プレイヤーの勝利条件を設定するカード。
- 種類の勝利条件が記載されており、どちらかの条件を満たせばゲームに勝利する。
- ゲームには直接関係ないが、いずれもリストカード(兼、霧賀ユキさん描画によるパズルカード)である。
○ グッズカード (コスト不要)
- プレイヤーが販売するゲーマーズの商品。朝昼夜の 3種類ある。
- プレイヤーの売り上げ金額の伝票? も兼ねており、手に入れたグッズカードの個数、金額のそれぞれの合計値がプレイヤーの売り上げ目標カードの条件を超えた時、勝利条件を満たしたことになる。
○ “休憩時間だにょー”カード (コスト不要)
- プレイヤーを 1回休みにするカード。朝と昼の 2種類がある。
○ “閉店時間だにょー”カード (コスト不要)
- 本ゲームの終了条件。このカードが表になった時ゲームが終了する。
● その他のカード
○ SP・レアカード
場の構成
- 厳密な場の概念は必要とされていないが、現在発売中のデッキ・グッズと売り上げとして計上された各プレイヤーのグッズは明確に区別される。
商品情報
● メーカー: ブロッコリー
○ 発売開始: 2000年4月(ゲームショーにて先行発売)
- ○ ラインナップ
でじこのパーティー
| パック販売
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でじこのパーティー2
| パック販売
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