ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『ギルティギア』のルール解説。

ギルティギア

Last Update 1999/10/5 文責:DOP


ゲーム概要

● ゲームタイプ
 2人対戦によるライフ破壊戦。プレイヤーは特殊技能を持った格闘家となり、持てる力を駆使して闇の世界の格闘大会に挑む。

● 原作
 コンシューマーゲーム『ギルティギア』。

● 世界設定
 プレステの黎明期から発売を待たれた伝説のゲーム。長年の沈黙を破って今ここに蘇る…… って、原作のゲームを知らないんですけど(このシリーズも1作目当初は非常にマイナーでした)。 確認した限りでは、本来3D対戦格闘として企画されたものの、 一時期販売予定リストから消えて、蘇った時には華麗なデザインをフルにいかした2D対戦格闘に生まれ変わっていたとか。技が大変繋ぎやすくて、爽快に遊べるそうですな。
 とか言っていたら、いつの間にやら『ギルティギア』シリーズはアーケードの定番となっていました。

● 本ゲームについて
 ブロッコリーの格闘ゲームTCG共通ルールを採用。 前作のアドバンスドVG2と比較して、“殺界”システムの存在の分だけ、こちらのキャラクターのほうが強力になっています。

※ルールに欠落項目があるため、一部推測で記述した部分が存在します(ルールに関しての質問禁止じゃしょうがないよね)。


基本構成

勝利条件

事前準備

● 手札(1人分のゲームカード)

● その他準備
○ キャラクターカード: 任意の1枚。
○ ゲーム間交換カード: 無し。
○ 6面ダイス: 適当数。

ゲーム開始時基本設定

● 開始時基本設定

その他構成

● 基本構成細則


ゲームの流れ

開始準備

全体の基本進行

 以下の手順を繰り返し、互いの手札が無くなるか、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。
※同一手順内で双方のプレイヤーが同時に処理を行うため、ターンプレイヤーの概念は無い。

1回の手順の進行

○ 手札から1枚ずつの技カードを場に出す

○ カード勝敗一覧より、今回の戦闘の勝敗を決定する

○ ダメージ判定を行う

○ 使用したカードを場に流す(場から取り除く)

1ゲーム終了時の処理

 特に無し。


ルール細則

基本ルール部分

● 属性

○ 逆属性

<--->
<--->
<--->
<--->
<--->

● カード勝敗一覧

自分に負ける相手カード 自分の出したカード 自分に勝つ相手カード
○ 基本技(攻撃系)…連続技の可能性あり
投、対空、強 弱攻撃 打、飛、防御系
強攻撃 打、対空、飛、弱、防御系
○ 基本技(防御系)
打、飛、攻撃系 防御(避け含む) 投、対空
投、飛、攻撃系 ジャンプ 打、対空
打、対空、攻撃系 BS(バックステップ) 投、飛
投、対空、攻撃系 ダッシュ 打、飛
○ 必殺・覚醒技
投、攻撃系、JUMP、DASH 打撃 飛、対空、防御、BS
対空、防御、BS 投げ 打、飛、攻撃系、JUMP、DASH
打、飛、強、防御、JUMP 対空 投、弱、BS、DASH
投、打、攻撃系、BS、DASH 飛び道具 対空、防御、JUMP

※どちらかが殺界技を使用した場合は、勝敗表を無視し後述の殺界の処理を行う。

○ 同一の技の場合の勝敗・ダメージ

● 連続技

○ 連続技のダイス判定

弱攻撃時の判定
1 ~ 2: 連続技失敗。
3 ~ 6: 必殺技(打撃/対空/飛び道具のいずれか)使用可。
強攻撃時の判定
1 ~ 2: 連続技失敗。
3 ~ 5: 必殺技(打撃/対空/飛び道具のいずれか)使用可。
6: 必殺技・覚醒技(打撃/対空/飛び道具のいずれか)使用可。

カード構成

● 永続カード

○ キャラクターカード (ゲーム開始時から場に配置)

● 瞬間使用カード

※いずれもコスト不要。このゲームでは手札はすべて瞬間使用カードであり、どれもキャラクターの使用する技(および特殊能力)である。

○ 基本技(攻撃系): 基本的な攻撃、連続技が発生する可能性がある。

○ 基本技(防御系): 基本的な防御。避け、回避も含む。

○ 必殺技: 固有の必殺技。

○ 覚醒技: 固有の超必殺技。自分のライフが半減(15以下)するまでは原則使用不可。

○ 殺界技: 「殺界」と呼ばれる特殊空間を発生させて戦う技。 成功判定として双方ダイスを振り、相手より目が大きければ成功。攻撃力16の技が成功したものとして通常のダメージ判定を行う。

場の構成


商品情報

● メーカー: ブロッコリー
○ 発売開始: 1998年10月

○ ラインナップ
ギルティギア パック販売

Trading Card Game Club JUGGERNAUTS

◆ Back ◆