ジャガーノーツのTCGカタログ
トレーディングカードゲーム『レベル ネオ』のルール解説。
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レベル・ネオ トレーディングカードゲーム
Last Update 2016/2/20 文責:DOP
ゲーム概要
● ゲームタイプ
2人対戦によるレベル上昇戦。プレイヤーは戦闘チームのリーダーとなり、部下であるキャラクターを率いて相手を撃破する。
● 原作
ライトノベルおよびアニメーション『空の境界』シリーズ。
TVアニメーション『Wake Up, Girls!』。
TVアニメーション『世界征服』。
ライトノベルおよびTVアニメーション『ノーゲーム・ノーライフ』。
ライトノベルおよびTVアニメーション『魔法科高校の劣等生』。
ライトノベルおよびTVアニメーション『ブラック・ブレット』。
ライトノベルおよびTVアニメーション『精霊使いの剣舞』。
TVアニメーション『結城友奈は勇者である』。
ライトノベルおよびTVアニメーション『甘城ブリリアントパーク』。
ライトノベルおよびTVアニメーション『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』。
ライトノベルおよびTVアニメーション『聖剣使いの禁呪詠唱』。
メディアミックス企画およびTVアニメーション『ケイオスドラゴン』シリーズ。
コンシューマーゲームおよびアニメーション『ペルソナ』シリーズ。
● 世界設定
複数作品がばらばらに並立するゲームなので、特に無し。
● 本ゲームについて
さまざまな作品に登場するキャラクターを集めて戦わせるゲームです。
基本構成
勝利条件
- レベルが上限(レベル・ネオ)のメインキャラで、相手メインキャラに攻撃を行い勝利する。
- 相手のデッキが尽きる(その瞬間)。
事前準備
● デッキ(山札: 1人分のゲームカード)
- デッキ枚数: 40枚ちょうど。
- 構築条件:
同一番号カードはデッキに 3枚まで。
メインキャラとしてターンコスト1のキャラクターカードが、デッキに 1枚以上投入されていること。
● その他準備
○ ゲーム間交換カード: 無し。
○ 各種表示用カウンター: ターンマーカーなどを適当数。
ゲーム開始時基本設定
● 開始時基本設定
- ターンマーカーの値: 0。以後増加する。
- レベル置き場のカード: 0枚(レベル1)。以後増減する。
- 開始手札: 6枚。上限も同じ(自ターン内に調整有り)。
- マリガン: 任意で1回。任意枚数をデッキの底に戻し、同数を引く。
- ファーストドロー制限: 類似概念のみ存在(先攻の1ターン目にはバトルフェイズと2ndメインフェイズを行わない)。
その他構成
● カードの行動表現
● 基本構成細則
- ディスカード: 有り。
- ライブラリアウト: 有り(勝利条件に関係)。
- 3人以上でのプレイ: 未想定。
- 召喚酔い: 無し(配置時に活動状態)。
- 手番を跨ぐカード外コスト蓄積: 考慮不要(本ゲームのコストは支払い概念ではない)。
- 手番を跨ぐカードダメージ蓄積: 無し。
- ユニーク処理: 無し。
- キャラの攻撃は相手のいずれかのキャラを対象とするが、そのターゲットは攻撃側の内容により変化する。
またカバーするキャラの指定は可能な場合に防御側が任意で選択する。
- 状況によっては、複数のキャラによるコンビアタックが可能となる。
ゲームの流れ
開始準備
- 先攻・後攻を決定する。
- それぞれのデッキからターンコスト1のキャラクター 1枚を選び、メインキャラとして場のメインエリアに裏向きに配置する。
- それぞれのデッキをシャッフルする。
- それぞれ自分のデッキから手札としてカードを 6枚引く。
- 必要に応じてマリガン処理を行う。
- それぞれのメインキャラを表向きにする。
全体の基本進行
互いにターンと呼ばれる手順を繰り返し、一方が勝利条件を満たした時ゲーム終了。
ターン(自分の手番)の進行
○ スタートフェイズ
- 自分のターンマーカーの値を 1つ増やす。
- デッキからカードを 1枚引き手札に加える。
- 自分のキャラをすべて活動状態にする。
○ 1st メインフェイズ
以下の行動を任意で行う。
- 手札からキャラクターカードをサポートキャラとして配置する(フェイズ中に1回のみ)。
- 手札からイベントカードを使用する(フェイズ中に1回のみ)。
○ バトルフェイズ
ターンプレイヤーが攻撃側、相手プレイヤーが防御側となり、攻撃側のキャラ単位で以下のバトルを任意で行う。
※各キャラは、ターン中に1回しかアタックを宣言を行えない。
各バトルの処理
1. イベント/テキストの使用
- それぞれ任意でイベントカードや場のカードの記載テキストを使用する。
2. アタック宣言
- 攻撃側が、アタック(攻撃)を行う任意のキャラ1体を指定する。
アタックを行えるのは、自分の場のこのターンにアタックを行っていない活動状態のキャラのみである。
- 攻撃側は、可能であれば任意でコンビアタックを選択する。
コンビアタックは2体のキャラによる同時攻撃である(3体以上は不可)。
コンビアタックを行う場合、まだアタックしていないアタック可能なキャラを、アタックを行うキャラに追加指定する。
※レベル・ネオ状態のメインキャラは、コンビアタックに含めることができない。
- アタックを行うキャラをすべて休息状態にする。
- 攻撃対象となるターゲットとして、相手のキャラクター1体を指定する。
なおターゲットは、アタックを行うキャラの構成により以下の対象に限定される。
※ターゲットの指定にコンビアタックであるかどうかは関係しない。
- アタックするキャラにメインキャラがいる(メインアタック): 相手のメインキャラのみをターゲットとする。
※相手のメインキャラの状態は問わない。
- アタックするキャラがサポートキャラのみ(サポートアタック): 相手の休息状態の任意のキャラ1体をターゲットとする。
※休息状態であれば、メインキャラかサポートキャラかは問わない。
3. イベント/テキストの使用
- それぞれ任意でイベントカードや場のカードの記載テキストを使用する。
4. カバー宣言
- 防御側は任意でカバー宣言を行う。ただし宣言するには以下の条件がある。
- 攻撃側がレベル・ネオ状態のメインキャラでアタック宣言した場合、カバー宣言はできない。
- 防御側に攻撃対象となっていない活動状態のサポートキャラがいる場合にのみカバー宣言を行うことができる。
- カバー宣言を行うとともに、実際にカバーを行う活動状態のサポートキャラ1体を指定し、そのキャラを休息状態にする。
- カバー宣言により、今回のターゲットはカバーを行う防御側のサポートキャラに変更される。
- 今回のバトルに参加するキャラ(攻撃側のアタックするキャラと防御側のターゲット)が確定する。
5. イベント/テキストの使用
- それぞれ任意でイベントカードや場のカードの記載テキストを使用する。
6. レベルバーストの使用
- 自分のメインキャラがバトルに参加している時は、任意でレベルバーストを行うことができる。
- 双方ともメインキャラがバトルに参加している場合は、攻撃側から交互に使用を選択する。
- レベルバーストの条件として、自分のレベル置き場にレベルバーストを発動させるための裏向きのカードが存在していなければならない。
- それぞれ以下の手順でレベルバーストを行う。
- 自分のレベル置き場の裏向きのカードの中から、任意の1枚を選択して表向きにする。
※カードの内容は表向きにするまで一切確認できないことに注意。
- 表向きにしたカードに“レベルバースト”のテキストが記載されている場合、レベルバーストが成功となる。
- レベルバーストが成功したときは記載効果が発動する。発動したカードは表向きのままレベル置き場にとどまる。
- レベルバーストが失敗した(対象テキストが無い)場合、そのプレイヤーは今回のバトルでは以後レベルバーストを行えない。
- 双方がパスする(使用を選択しない)か行えなくなるまでは、可能であれば何度でも行うことができる。
7. 勝敗判定
- 今回のバトルにおけるそれぞれの最終的なAP値が確定する。
※コンビアタックの場合、AP値はアタックを行うキャラの合計AP値となる。
- 攻撃側と防御側の(合計)AP値を比較し、バトルの勝敗の判定を行う。
値が大きい側が勝利し、小さい側が敗北する。なお同値の場合は双方敗北。
- 勝利したプレイヤーは、自身のバトルに参加したキャラについて以下の処理を行う。
- 攻撃側のメインアタック(メインキャラがレベル4以下)での勝利時: そのメインキャラのレベルを1上げる。
- 攻撃側のメインアタック(メインキャラがレベル・ネオ)での勝利時: その時点でゲームに勝利する。
- 攻撃側のサポートアタックでの勝利時: 特になし(相手の敗北処理のみ)。
- 防御側の勝利時: 特になし(相手の敗北処理のみ)。
- 敗北したプレイヤーは自身のバトルに参加したキャラについて以下の処理を行う。
- サポートキャラ単独での敗北時: 捨て札となる。
- 防御側のメインキャラ単独での敗北時: そのメインキャラのレベルを1下げる。
- 攻撃側のメインキャラ単独での敗北時: 特になし。
- 攻撃側のコンビアタック(メインアタック)での敗北時: 特になし。
- 攻撃側のコンビアタック(サポートアタック)での敗北時:
防御側プレイヤーが攻撃側のバトル参加キャラ2体からどちらか一方を選択し、攻撃側が選択されたキャラを捨て札にする。
○ 2nd メインフェイズ
1st メインフェイズと同等の行動を任意で行う。
※1stと2ndはそれぞれ別のフェイズであり、カードの使用枚数は個別に数えること。
○ ターン終了
- 手札が上限を超えている場合、上限に収まるようにカードを捨てる。
1ゲーム終了時の処理
特に無し。
ルール細則
基本ルール細則
● 色について
- ほとんどのカードには属性の概念が存在し、さまざまな場面で使用される。
- 属性は 赤・青・黄・緑 の 4種類が存在する。
- 色はカラーコストとしてカードの使用条件となる。自分の場の配置キャラ(メイン、サポートとも)1体につきそのカードの色1つが、該当色のカラーコスト1つ分として扱われる。
● コストについて
- カードにはコストの概念が存在し、カードの使用・配置には指定値分のコストを満たす必要がある。
- 本ゲームにおけるコストは消費概念ではない。使用・配置の際に制限を設けるものである。
- コストはターンコストとカラーコストの2つに大別され、両方のコストを満たす場合にカードが使用・配置可能となる。
- ターンコストはプレイヤーの進行ターン数による使用条件であり、現在のターンマーカーの値で判別する。
使用・配置するカードの記載ターンコストが、ターンマーカーの値以下のときに条件が満たされる。
- カラーコストは場の展開状況による使用条件であり、自分の場の配置キャラがそれぞれ持っている色の数で判別する。
使用・配置するカードの記載カラーコストが、各色単位での場のキャラの保有色の個数以下のときに条件が満たされる。
● メインキャラとレベルについて
- 場のキャラはメインキャラとサポートキャラに大別され、その中でメインキャラは特別の待遇を受ける。
- メインキャラはプレイヤーの分身となる存在で、ゲーム開始時から場にそれぞれ1体だけ存在する。
- メインキャラはゲーム中場を離れることはできず、あらゆる除去効果の対象とならない。
- ターンコストが1のキャラクターカードのみが、メインキャラとして使用できる。
- メインキャラと同一のキャラクターカードをサポートキャラとして配置しても、特に問題は無い(別人扱いとなる)。
- メインキャラのみがレベルの概念を持つ。ゲーム開始時でレベル1の状態となる。
- レベルはレベル置き場のカード枚数(裏表は問わない)で表される。
ただしレベル置き場のカードは追加レベルの数であり、存在しなくてもレベル1は保持される。
- レベルを上げるときは、1レベルごとにデッキの一番上のカード1枚を内容未確認で裏向きのままレベル置き場に配置していく。
基本的にはメインキャラによるアタックで勝利することでレベルを1上げる。
- レベル置き場の裏向きのカードは、“レベルバースト”により表向きになることがある。
- レベルが下がる場合、1レベルごとにレベル置き場の任意のカード(裏表は問わない)1枚を捨て札とする。
もちろん置き場にカードが無い場合はレベルは下がらない。
- レベル5以上となる場合、一律で覚醒状態の“レベル・ネオ”として扱われる。レベル・ネオでは以下のルールが存在する。
- コンビアタックに使用できない。
- レベル・ネオ状態でのメインアタックに対して、防御側はカバー宣言ができない。
- メインアタックでバトルに勝利した場合、ゲームに勝利する。
- レベルに応じたAP値の追加修正が存在する。
追加値は“現在レベル * 500”となる(レベル・ネオはレベル5扱いとする)。
カード構成
● 永続的に場に残るカード
○キャラクターカード (配置条件が存在)
- プレイヤーの分身および部下たち。場にキャラとして配置される。
- 場においては、ゲーム開始時から存在するメインキャラとそれ以外のサポートキャラに区別される。
最大でメインキャラ1体とサポートキャラ4体が配置できる。
- AP(攻撃力)の値を持ち、プレイヤーの武器となる。
- サポートキャラとしては、各メインフェイズに1体ずつ配置可能である。
- バトルで敗北したサポートキャラは捨て札となる。なおメインキャラが敗北した場合はレベルが1下がる。
- 一部のカードには場において使用できるテキストが記載され、指定タイミングに任意に使用できる。
● 瞬間的に使用するカード
○ イベントカード (使用条件が存在)
- ゲーム中におきるさまざまな出来事。
- それぞれターンやフェイズなどの使用タイミングが個別に指定されている。
- 同じターン中に同一のイベントカードを複数使用できない。
場の構成
- 永続カードは、場という空間に存在する。
- それぞれの場はメインエリアとサポートエリアという空間に大別される(上図は場の構成図)。
- メインエリアにはゲーム開始時から1体のメインキャラが常駐する。
- メインエリアの付随空間として、レベル置き場が存在する。
- サポートエリアはそれぞれ4箇所存在し、各エリアそれぞれに1体ずつのサポートキャラを配置できる。
- 場のほかに、ターンマーカーの置き場などが存在する。
- 永続カードが破壊された時や、瞬間使用カードの使用後は捨て札置き場という空間に集められる。
商品情報
● メーカー: ムービック/ エンスカイ
○ 発売開始: 2014年4月
- ○ ラインナップ
名称
| 発売時期
| 種類数
| 発売形式 (封入枚数/価格)
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無料体験版
| 2014/2 ~
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| 無料配布
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スターターデッキ (空の境界・Wake Up Girls・世界征服)
| 2014/4
| 3種
| 構築済みデッキ(41/600+税)
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劇場版「空の境界」未来福音
| 2014/5
| 102
| ブースター(8/330+税)
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Wake Up Girls!
| 2014/6
| 98
| ブースター(8/330+税)
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世界征服 謀略のズヴィズダー
| 2014/7
| 102
| ブースター(8/330+税)
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スターターデッキ ノーゲーム・ノーライフ
| 2014/8
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| 構築済みデッキ(41/1200+税)
|
ノーゲーム・ノーライフ
| 2014/8
| 102
| ブースター(8/330+税)
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スターターデッキ 魔法科高校の劣等生
| 2014/9
|
| 構築済みデッキ(41/1200+税)
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魔法科高校の劣等生
| 2014/9
| 102
| ブースター(8/330+税)
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スターターデッキ ブラック・ブレット
| 2014/11
|
| 構築済みデッキ(41/1200+税)
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ブラック・ブレット
| 2014/11
| 102
| ブースター(8/330+税)
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スターターデッキ 精霊使いの剣舞
| 2014/12
|
| 構築済みデッキ(41/1200+税)
|
精霊使いの剣舞
| 2014/12
| 102
| ブースター(8/330+税)
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スターターデッキ 結城友奈は勇者である
| 2015/2
|
| 構築済みデッキ(41/1200+税)
|
結城友奈は勇者である
| 2015/2
| 102
| ブースター(8/330+税)
|
スターターデッキ 甘城ブリリアントパーク
| 2015/5
|
| 構築済みデッキ(41/1200+税)
|
甘城ブリリアントパーク
| 2015/5
| 102
| ブースター(8/330+税)
|
スターターデッキ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
| 2015/8
|
| 構築済みデッキ(41/1200+税)
|
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
| 2015/8
| 88
| ブースター(8/330+税)
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スターターデッキ 聖剣使いの禁呪詠唱
| 2015/9
|
| 構築済みデッキ(41/1200+税)
|
聖剣使いの禁呪詠唱
| 2015/9
| 88
| ブースター(8/330+税)
|
スターターデッキ ケイオスドラゴン 赤竜戦役
| 2015/11
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| 構築済みデッキ(41/1200+税)
|
ケイオスドラゴン 赤竜戦役
| 2015/11
| 88
| ブースター(8/330+税)
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スターターデッキ 劇場版 ペルソナ3
| 2016/2
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| 構築済みデッキ(41/1200+税)
|
劇場版 ペルソナ3
| 2016/2
| 88
| ブースター(8/330+税)
|
Trading Card Game Club JUGGERNAUTS
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